100日目

病気が発覚して、今日でちょうど100日目。

 

長いようで、怒涛の勢いで過ぎ去っていった3ヶ月間だったなぁ、と思う。

 

人生で初めての経験を、これでもかと言うくらいした。

それはこの先もずっと続くのだろうし、見えない未来に少し辟易としている。

 

2017年9月までは、当たり前の日常を、何も考えずに過ごしていたなぁ。

9月以降は、なんというか、病気と治療のことしか考えられなかった。向き合うことで精一杯だった。

 

自業自得だったらまだ納得できたけど、原因不明とか言われたら太刀打ちできないし。

 

この世にこんなに痛い検査があるのかっていう検査を受けたり、生まれて初めてICUに入ったり、車椅子に乗ったり、点滴とか採血とかで両腕が刺されすぎて青くなったり。


PICCを入れるのはめっちゃ痛いし、動脈の点滴は入れる時もめっちゃ痛いけど抜いた後止血のために全力で抑え込まれてる時が一番痛いんじゃないか?という学びを得たり。

 

当たり前のように滴下される抗がん剤の色がえげつないこととか、副作用の脱毛は忘れた頃にやってくるとか、無菌室の安心感と外界で普通に生活することの難しさと恐ろしさとか。
水分の大切さとか、ご飯の美味しさとか、家族への感謝とか、人へものを伝えることの難しさとか。

 

学ぶこと気づくこと考えること感じること、これまでの人生で一番じゃないかってくらい、あった100日間でした。

 

まだまだ治療は終わっていない、と言うよりむしろこれからが本番だケロロ〜ンって感じで勘弁してくれよーってのが正直なところですが、家族でまた買い物行きたいしご飯食べに行きたいしフェスにも行きたいし、会社にも復帰したいし普通にお酒が飲みたいので、病気に勝つぞ!!!

 

改めて、100日間この病とつきあってみて、思うこと。