ICUのこと
そういえばICUに入っていた頃のことをあまり書いていなかったな、と。
9月、入院してすぐにレントゲン等の検査の結果、肺に水が溜まっていることがわかりました。
(肺の周りがなんか白くモヤモヤしていた)
熱も下がらず咳も出ていて、酸素もうまく吸えない、という状況で、何かあった時にすぐに対処できるよう、無菌室からICUにベッドごと運ばれることに。初体験。
(対処できる酸素マスクがICUにしかないからとその時先生は仰っていたけど、後々親から話を聞くと、DIC-播種性血管内凝固症候群とかTLS-腫瘍崩壊症候群とかが出ていて人工透析の危機だったらしい)
ICUに運ばれてからは、ICUの病衣に着替えて、体を拭いてもらったり頭を洗ってもらったり、酸素マスクをつけられたりなんだりしました。
酸素マスク、苦しかったなー。
いろんな種類の酸素マスクをつけた気がする。
最終的には新しいタイプの酸素マスクを装着して、看護師さんが「付け方これであってるのかな〜💦」と呟いてらっしゃったのが印象的でした。
マジックテープのついたベルトで調節する、黒っぽいタイプのマスク。溢れ出るダースベイダー感。
あと起き上がれないので事前に尿道カテーテルも入れていたんですが、看護師さんが病室内でスッスッと手早く施術してくれたので驚くなど。
そういう感じで入れるのね。。ちょい痛。
しばらく食事もできず。
水分摂取にしても、買ってきてもらった氷を舐めたり、水をちびちび飲んだりして喉を潤す程度でした。
とはいえお腹もすいていなかったので、辛くはなかった……かな。
あ、でも!!!
差し入れてもらったプリン(そういうのは差し入れOKだったみたい)は最高に美味しかった。プリン大好き🍮
ICUでは動脈の点滴?(曰く、一番痛い点滴)を入れられ、そこからいろんな情報を見つつ、日々酸素濃度等を調整してもらっていました。
各モニターは私の頭の後ろの方にあって、私自身はベッドに横になるしかできない上に酸素マスクで固定されているもんだから、画面はほとんど見ることなく終わってしまいましたが。。
なんか凄かったらしい。です。
ICUにいる間、両親、兄弟、おじいちゃん、おばあちゃん、友人がそれぞれお見舞いに来てくれました。
酸素マスクでほとんど喋れず申し訳ない感じだった。
結局、一週間ほどで肺も回復し、ICUから無菌室へ戻ることとなりました。
ICUの件もあって、本当に私はいろんな人に支えられて今ここにいるんだな、と実感しています。
病気になってよかった、とは全然思えないけれど、病気になる前よりも多くのことに気がつくことができて、その点は良かったのかな、と。
これからも日々と周囲への感謝を忘れずに、生きていきます。
元気になったらみんなに恩返し!!!